日本は夏をいかに快適に過ごすかということに心をくだきますね。日本の古い家屋は冬を暖かくすごすということよりは、夏をいかに涼しくすごすのかということに重きをおいて工夫されているそうです。
生活の中ででも打ち水をしたりして、涼やかに過ごせる様な知恵があります。お花でもやはり、そういった「おもてなし」の気持ちを表すことができます。
花器の水面を多く見せて、見た目にも涼やかさを演出します。夏に水は涼を連想させるものです。水面がが多い方が涼やかにみえます。
暑い夏にお客様がいらっしゃる時、玄関には水面を大きく見せるお花を生けます。暑い外から来るお客様が、お花を見て涼やかな気持ちになってもらえるように、、。
<花材>あじさい、姫がまの葉、笹ゆり

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