自由花テキストが全国共通のテキストとして、導入された時すごく良いと思いました。自由花の要素を花材から見つける、方向性でまとめて仕上げる、、作例もたくさんあって「どう生けたら良いか」という手がかりがつかめるのですから。
でも、、テキストの弱点もあります。同じ花材が載っていると生徒さんがテキストに依存しすぎてしまうことです。全く同じように生けようとして結局甘くいきません。
手直しや指導をする時に、また生けなおしている時に、「同じように生けようと思わないでください」と言っています。お花は一輪、一輪同じものは無く、「お花の持ってる一番美しいところ」を引き出し、空間を作りながら、まとめるのが生け手の仕事だと伝えています。
テキストを見た時、、テキストの作品にとらわれて、本当の美しさが見えなくなっていませんか?
花材にきちんと向き合っていますか?
お花を生ける、、、、、、どういう事か、もう一度考えて欲しいと思いました。
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