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一文字留め

先日の自分の稽古の祭にあまったお花で、生けました。あまったお花なので、花材の取り合わせはあまり気にしないでください><

花瓶などに生ける時に使われる剣山や花留めを使わない<一文字留め>でコップに生けました。文字通り、器に枝を渡して、そこへ引っ掛けて生けるという手法です。枝同士も絡ませるようにして、生けるので、力加減を考えないと花が動いてしまったりします。深さのある花瓶等には、この他にもいろんな留かたがあります。昔ながらの生け方ですが、剣山などのようにがっちりお花が留まる訳ではないので、少し難しいかもしれません。1DAYでも、9月あたりの菊の節句で生け方を取り入れようかと考えていますが、ちゃんと形になるか少し不安が残ります。

<一文字留め>
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一文字留めに引っ掛けて生けます。他の花材の枝とも絡ませつつ生け上げます。ポイントはお花があちらこちら向いても、イライラしないで生けることです、、。
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<花材>あじさい、縞フトイ、トルコききょう
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春をめしあがれ♪

久しぶりにお花のレシピを更新します。
やっと暖かな日が続くようになりましたね。この時期よく出るのがフリージアです。すごくいい香りがします。玄関においてあるのですが、帰宅するとフリージアの良い香りに包まれます。


今日のお花はお気に入りの小さなカフェオレボールとプレートに縦の花で足元を引き締めるという一番初歩の自由花の形でいけました。写真だと平面に見えますが、アリアムリーキを前後に振って奥行きを出すのがポイントです。
アリアムリーキの首の曲がりを生かしつつ、新芽が競って出てくる春のイメージを表現してみました。
このカフェオレボールは高校生の頃に雑貨屋さんで一目ぼれして購入しました。もう○年も前の食器ですが、我が家で現役で頑張ってくれています(笑)


<花材>丹頂アリアムリーキ・フリージア・千日紅
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仙台 仙台市 宮城 趣味 フラワーアレンジメント 生花


ハロウィンの生け花

忙しくてなかなか更新が追いつかないです。久しぶりの更新です。

早くも○ィズニーランドのCMではハロウィンのイベントについてやっていますね。昨年度の親子教室での「ハロウィンのお花」のテーマで試作のために作ったいけばなを思い出したのでご紹介です。
あまり日本ではなじみが薄いハロウィンですが、かぼちゃのおばけランタンや仮装をしたり、「お菓子をもらえる!!」素敵な行事として(笑)小さい頃の私にはすごく憧れのイベントでした。
ハロウィンといえば、やっぱりかぼちゃですね。日本の緑色のかぼちゃと違ってオレンジ色のかわいい色です。その生のかぼちゃを切って中身をくりぬき、オアシスをセットして花器にして生けました。
生け花では花器を様々な資材を使って作ることもあります。花器自体もも生ものなので、1週間くらいが限度ですが充分楽しむことができます。
思ったよりもやわらかかったので、中身をくりぬいたりして自分で花器を作ってもらいました。私が一番楽しんでいたように思いますが、、(笑)

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ななめの構成の生け花

お稽古でお花が少しずつあまっていたので自由花をいけました。残り物なので、全体的に黄色い取り合わせとなっていますが(笑)その辺は目をつぶってください。
今日はななめの方向性でまとめるという課題にしていけました。

花材<モンステラ、ゴールデンスティック、カラー、スモークグラス>
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涼のおもてなし

お花もお客様を「おもてなし」するためにしつらえるもののひとつですよね。
日本は夏をいかに快適に過ごすかということに心をくだきますね。日本の古い家屋は冬を暖かくすごすということよりは、夏をいかに涼しくすごすのかということに重きをおいて工夫されているそうです。
生活の中ででも打ち水をしたりして、涼やかに過ごせる様な知恵があります。お花でもやはり、そういった「おもてなし」の気持ちを表すことができます。
花器の水面を多く見せて、見た目にも涼やかさを演出します。夏に水は涼を連想させるものです。水面がが多い方が涼やかにみえます。
暑い夏にお客様がいらっしゃる時、玄関には水面を大きく見せるお花を生けます。暑い外から来るお客様が、お花を見て涼やかな気持ちになってもらえるように、、。

<花材>あじさい、姫がまの葉、笹ゆり
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